
| メンテナンス項目 |
| ATF(オートマチックフルード) |
| 部品・油脂類の役割 |
ATFとは、オートマチックトランスミッションに用いられているオイルの事で主に、トルクコンバータ内で動力を伝え、変速に必要な力を伝える動きをします。 |
| なぜ交換・整備が必要なの? |
ATFは高温やゴミに弱いものです。小さなゴミでもバルブの作動にトラブルを起こす可能性があります。また、渋滞などが日常化するとATFの性能が極端に低下する高温状態に入ってきます。こうして一度高温状態にさらされてしまうと、もうATFの能力は元に戻ることはなく、変速時のショック等が大きくなり、交換が必要となってしまいます。ATFの入れすぎは、フォーミングといって内部のATFが泡立つ現象を引き起こしたりエアハンマー状態になる可能性があります。ということは、一部のところが潤滑不足になることもありますし、正確な油圧が発生しない可能性も生まれます。さらに攪拌されて油温の上昇をアシストすることにもなります。
また、ATFが少ないとクラッチがスリップしたりする可能性があります。
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左、正常なフルード。
右、劣化したフルード。
水分を含有した場合、早めに交換しないとコントロール不能になりますので、注意しましょう。 |
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| 日常点検のポイント |
クルマを水平なところに持っていき、エンジンを暖気後、アイドリング状態で次のことを行って下さい。
ATFのレベルゲージを抜いて、付着しているATFを拭き取った後、再度レベルゲージを差込み、次に抜いた時レベルゲージに付着したATFがHOTの位置に入っているかを見ます。このようにATFの油量点検はフルードの温度が70〜80℃のところでチェックします。
これは、フルードの体積が温度によって変化するからです。ATF(トランスミッションフルード)は高温に弱いため渋滞走行の多いクルマはATFの性能が極端に低下します。
一度高温状態にさらされてしまうと、ATFの性能は元に戻らなくなります。不足したまま走行すると、走行不能になる恐れがありますのでご注意下さい。
ATFの油量を点検するときに、レベルゲージを抜き付着しているオイルを拭き取る場合は、必ずきれいな布などで拭き取るようにして下さい。 |
| 交換の目安 |
走行距離:3万〜5万km程度からの交換をお勧めします。
(使い方によって差がありますが、FF車の場合は短期間で汚れが目立ちます。) |
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